
11月13日に開幕したG-STAR 2025で、NCSOFTの新作『AION2』がついに一般向け初プレイアブルとして姿を現した。

来場者向けに30分の試遊ビルドが提供された本作は、原作の魅力を継承しながらも、戦闘テンポ・操作感・カスタマイズのすべてを再構築した“進化版AION”として強烈な印象を残している。
戦闘テンポの劇的進化――高速アクションMMOへ

今回の試遊で最も驚きを与えたのは、アクション性の大幅強化だ。スキルのクールタイムは短く、連携が滑らかに繋がるため、従来のMMORPGと比べ“明確にテンポが速い”。さらに、回避・ジャンプの機動アクションがバトル設計に深く組み込まれており、敵の大型攻撃を読み切って躱すなど、プレイヤー操作の比重が強まっている。自動戦闘に頼らず、自ら動かし、自ら戦うMMOという点は、多くの来場者から高評価を得ていた。
カスタマイズは200項目以上、最新グラフィックで蘇る世界

試遊ビルドではキャラクタークリエイト要素の一部も公開され、顔・体型・質感など200項目以上の細かい調整が可能であることが明らかになった。

グラフィックはUnreal Engineベースで大幅に強化され、光の表現、羽の質感、魔法エフェクトなどが原作から大きく進化。音響面でも立体的なサウンドデザインが採用され、没入感を後押ししている。
インスタンス型試遊から見る今後の姿

G-STARで公開されたのはソロインスタンス型ダンジョン。正式サービスではパーティ型ダンジョンとして再構築される予定で、敵ギミックやパーティシナジーを前提とした本格MMOらしい設計になる見通しだ。リリースは2025年11月19日を予定しており、PC・モバイル(AOS/iOS)で同時展開される予定。
“原作の正統進化”を感じさせる完成度

今回の試遊を通じ、『AION2』が単なる後継作ではなく、アクションMMORPGとして新しいステージへ踏み込んだタイトルであることが示された。原作ファンにとっては懐かしさと驚きが、新規プレイヤーにとっては高品質アクションMMOとしての新鮮さが、それぞれ強く感じられる一作であった。
WEB3-ON編集部

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