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2025年のGameFi資金調達が大幅減、Web3ゲーム市場は転換点に

センチメンタルな岩狸

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サムネ


資金流入の急減が示すGameFi市場の失速

マーケット分析会社のDelphi Digitalは、2025年のGameFi(ブロックチェーンゲーム)分野における資金調達規模が、前年と比べて55%以上減少したとの分析結果を示しました。特にトークン発行を前提とした「純粋なWeb3ゲーム」への投資が大きく落ち込み、市場全体が調整局面に入っていることが明らかになっています。


開発遅延やサービス停止に直結する資金環境の悪化

同レポートによると、注目を集めていたプロジェクトの中にも、想定していた資金を確保できず、開発計画の縮小や延期を余儀なくされた例が相次ぎました。資金環境の悪化は、開発遅延やサービス終了といった形で、実際のタイトル運営にも影響を及ぼしています。

Nyan Heroesのサービス終了
Nyan Heroesがサービス終了を発表した。


トークン依存から脱却する「Web2.5」モデルの台頭

一方で、市場では新たな動きも見られます。トークン経済に依存しない「Web2.5」型ゲームの台頭です。これは、ブロックチェーンをバックエンドに活用しながらも、トークン発行や強い投機性を避け、従来型ゲームに近い体験を重視するモデルを指します。投資家や開発側が、収益性と継続性をより重視する姿勢へと転じていることがうかがえます。


海外の変化と歩調を合わせる日本市場の慎重姿勢

こうした構造変化は、日本のWeb3ゲーム市場にも波及しています。国内では近年、ブロックチェーンゲームの開発中止や計画見直しが目立ち始めており、海外と同様に事業としての成立性が厳しく問われる局面に入っています。特にトークン発行を伴うモデルはリスクが高いと判断されやすく、慎重な姿勢が強まっています。


期待の修正を経て問われる持続可能なゲーム設計

2025年の資金調達減少は、GameFi市場の衰退というより、過度な期待が修正される過程と見ることもできます。今後は、ブロックチェーン技術をどう活かし、持続可能なゲーム体験を提供できるかが、Web3ゲームの生き残りを左右しそうです。

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