犯罪帝国を築き上げる独自システム、SUI基盤ならではの透明性と所有体験
9月28日、渋谷・シブヤeスタジアムでSUIとWeb3マーケティングソリューション企業GAMIES社の共同主催による「東京Web3ゲームショウ」が開催された。前回の『BRAVE FRONTIER VERSUS』に続く出展作品として、今回注目したのはSUIチェーン上で開発が進むフルオンチェーン戦略型ゲーム『Vendetta(ヴェンデッタ)』だ。プレイヤーは「犯罪組織の帝国」を築き、領地を拡大し、資源を奪い合うという独自の世界観をベースに、他タイトルとは一線を画す体験が用意されていた。
フルオンチェーンで描かれる「帝国」
Vendetta最大の特徴は、ゲーム内のすべての処理がブロックチェーン上で完結する点にある。拠点を建設し、武器や資金、人材を確保しながら領地を支配し、他のプレイヤーと抗争を繰り広げる。攻撃や防衛、資源管理といったアクションはすべてオンチェーンで管理され、取引や行動は記録として残り、プレイヤー自身の資産として保証される。
「ただ遊ぶ」のではなく、「自分の組織と歴史を構築する」という感覚が、既存のBCGとは大きく異なる魅力を生んでいる。
GAMIES代表ののろいちゃんが『Vendetta(ヴェンデッタ)』を紹介
経済設計と報酬構造
ゲーム経済の中心は「$V」トークンだ。プレイヤーはこの通貨を用いてアイテムの購入やステーキングを行い、戦略的な行動を広げていく。また、経験値(XP)をSUIに変換できる仕組みもあり、プレイの積み重ねが直接的な価値につながる点が特徴的だ。
特筆すべきは「リセット(コミット自殺)」と呼ばれる仕組みで、プレイヤーは一定のサイクルごとに自身のプロフィールを再構築しながらXPを資産化できる。新しい局面へ挑む再スタートと、報酬獲得が同時に設計されているため、単調な繰り返しにならず、挑戦を続ける動機付けとして機能している。
『Vendetta(ヴェンデッタ)』は https://vendettagame.xyz/から自分の端末ですぐにプレイ可能
今後の展望
現在はテストネット段階であり、正式リリースに向けてPvP領地戦やファミリー機能の強化が予定されている。フルオンチェーンという設計思想がどこまでプレイヤー体験に落とし込まれるかは、SUIの性能を示す試金石になるだろう。
東京Web3ゲームショウでは、今回の『Vendetta』が象徴するように、SUI基盤の「完全オンチェーン戦略」という方向性も提示した。SUIが支える次世代のWeb3ゲーム、その可能性はさらに広がりを見せている。
『Vendetta(ヴェンデッタ)』公式サイト
Vendetta公式サイト(英語):https://home.vendettagame.xyz/
ゲームマニュアルページ(英語):https://docs.vendettagame.xyz/
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