
バイナンスが広げるPre-IPO市場のトークン化、未上場企業向けエクスポージャー拡大
本記事の主要内容
暗号資産取引所のBinanceとBitgetは、IPO前の未上場企業に関連するPre-IPO資産へのアクセス拡大を進めた。Bitgetは新サービス「IPO Prime」でSpaceX関連の「preSPAX」を投入し、BinanceはWeb3 Wallet内の「Markets」にPre-IPO関連資産への導線を追加した。複数の報道では、SpaceXやOpenAIなど有力未上場企業の名前も挙がっており、これらの商品は所有権や議決権などの法的権利を伴わず、未上場企業への経済的エクスポージャーを提供する設計とされている。利用者には、商品設計や利用可能地域を含めた条件の確認が必要だ。
バイナンスは4月11日、Web3 Wallet内でPre-IPO資産へのアクセスを強化したと案内しました。アプリ内の「Wallet」ビューにある「Markets」で、最初の5つの関連資産を確認できるようになったとしています。暗号資産市場では未上場企業に関連する資産への関心が高まっており、バイナンスもWeb3 Walletを通じてこうした需要の取り込みを進めた形です。
SpaceXやOpenAIなど有力企業名も浮上
複数の報道では、関連資産の例としてSpaceXやOpenAIなど未上場の有力企業の名前も挙がっています。今回の機能追加は、通常の取引所画面ではなくWeb3 Wallet内で展開されており、未上場企業関連資産にアクセスしやすくする導線として位置付けられます。一方、Bitgetも4月10日、Pre-IPOエクスポージャーを扱う新サービス「IPO Prime」を発表し、SpaceX関連の「preSPAX」を投入しました。
権利制限を伴う新たな投資テーマ
関連サービス側の説明では、こうした商品は未上場企業への経済的エクスポージャーを提供する設計であり、所有権や議決権、配当請求権などの法的権利は伴わないとされています。利用地域にも制限があり、商品によっては米国居住者などが対象外とされています。未上場企業の成長期待を取り込む新たな投資テーマとして注目を集めそうですが、利用者には商品設計や権利内容を見極める姿勢が引き続き求められそうです。

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