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SpaceのSPCトークンが取引開始 Solana上のレバレッジ付き予測市場で10倍取引に対応

センチメンタルな岩狸

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サムネ
画像:Space公式X


SpaceのSPCトークンが取引開始

Solana上の予測市場プロジェクト「Space」のネイティブトークン「SPC」が、4月29日からKrakenやKuCoinなどの取引所で取引を開始しました。Krakenは、SPCの取引が2026年4月29日に開始されたと発表しています。KuCoinでも、SPC/USDTペアの取引開始時刻は同日14時(UTC)と案内されており、SPCの総供給量は10億枚とされています。

Spaceは、暗号資産、政治、スポーツ、テクノロジー、文化など、現実世界の出来事の結果を対象にポジションを取引できる予測市場プラットフォームです。公式資料では、Solana上で稼働するレバレッジ対応の予測市場として説明されています。


10倍レバレッジとCLOBを採用

Spaceの特徴は、予測市場に最大10倍のレバレッジを組み合わせている点です。ユーザーは、YES/NOなどの結果に対してポジションを取り、通常の予測市場と同様にイベントの結果に応じた損益を得る仕組みです。一方で、レバレッジを使うことで少ない証拠金でも大きなエクスポージャーを持てるため、価格が想定と逆方向に動いた場合には清算リスクも生じます。

取引方式にはCLOB(中央指値注文板)が採用されています。Spaceのドキュメントによると、ユーザー同士の買い注文と売り注文を板上でマッチングし、価格は需給によって形成されます。メーカー手数料は0%で、即時約定するテイカー注文には動的な手数料カーブが適用されます。


SPCは報酬や限定市場で利用

SPCはSpaceエコシステムのネイティブトークンです。公式ドキュメントでは、Spaceの利用にSPCの購入や保有を必須にしない設計だと説明されています。一般ユーザーはUSDC建ての市場を利用でき、SPCはエアドロップ、紹介報酬、取引コンペ、SPCを取引通貨とする限定市場などに使われます。

また、Spaceは取引活動から生じるプロトコル収益の50%をSPCの買い戻しとバーンに充て、残り50%をプロトコル・トレジャリーに配分する仕組みを示しています。プロジェクト側は、この設計によりプラットフォームの利用状況とSPCのトークン設計を連動させる狙いを説明しています。


予測市場の利便性と清算リスクを併せ持つ

今回の取引開始で見落としやすい点は、Spaceが単なる予測市場ではなく、レバレッジ取引のリスクを伴う設計であることです。結果を予想してポジションを取る仕組みは既存の予測市場に近い一方、証拠金を使って取引額を拡大できるため、短期的な確率変動でも損失や清算につながる可能性があります。

SPCの上場は、予測市場をイベント結果に基づく取引の場から、板取引、レバレッジ、報酬設計を備えたオンチェーン市場へ広げる動きといえます。実際の利用にあたっては、対象地域の制限、対応取引所、レバレッジ条件、手数料、清算ルールを確認する必要があります。

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