
Slash Cardの国内発行が4月20日に始動
SLASH VISION、アイキタス、オリエントコーポレーション(オリコ)の3社は4月20日、日本国内でステーブルコインによるカード決済に対応する「Slash Card」の発行を開始したと発表しました。オリコによると、このカードは米ドル連動のステーブルコイン「USDC」を決済原資として使える仕組みで、決済の都度、法定通貨へ交換する手続きを経ずに日常のカード決済に使えるとしています。
Visa加盟店で使え、加盟店には法定通貨で支払い
発表によると、利用者は国内外のVisa加盟店で、通常のクレジットカードと同じように決済できます。決済時には利用者が保有するUSDCをもとに処理される一方、加盟店側には日本円などの法定通貨で支払いが行われます。これにより、利用者は複雑な交換手続きを意識せず、日常の買い物にステーブルコインを活用できる設計です。
既存申込者から順次発行、一般受付は8月予定
3社は2025年6月から事前申し込みを受け付けており、既存の申込者に対して順次カード発行手続きを進めるとしています。あわせて、2026年8月をめどに一般向けの申し込み受け付けも始める予定です。役割分担としては、Slash Visionが開発・運営とブランド提供を担い、アイキタスがカード発行者として顧客管理とシステム運営、オリコがBINスポンサーとして国際ブランド対応を担います。
本人確認やAML対策を含む法令準拠を前面に
発表では、安全面の取り組みとして、厳格な本人確認や取引モニタリングを含むAML(マネーロンダリング対策)を実施するとしています。日本の割賦販売法や犯罪収益移転防止法などの関連法令に準拠し、不正利用を防ぐ運用環境を整える方針です。3社は今後、Slash Cardの発行や機能拡充を通じて、日常の買い物におけるステーブルコイン活用の促進を目指すとしています。

コメント