
X、暗号資産の初回投稿を自動ロックへ ー 追加認証導入を検討
本記事の主要内容
X(旧 Twitter)は、アカウントが初めて暗号資産を投稿した場合に自動ロックと追加認証を課す仕組みの導入を検討していることが明らかになった。プロダクト責任者のニキータ・ビアー氏によると、これは詐欺アカウントによるミームコイン(仮想通貨の一種)の価格操作やフィッシング被害を防ぐための対策だ。狙いは、なりすましによる突然の投稿を検知し拡散を早期に阻止して詐欺業者の利益を削ぐことにあり、詐欺対策の不十分さへの独自防御策として検討を進めている。
X(旧Twitter)が、アカウント履歴上で初めて暗号資産に関連する投稿を行ったユーザーに対し、自動でアカウントをロックし、追加認証を求める仕組みを検討していることが明らかになりました。プロダクト責任者のニキータ・ビアー氏が言及したもので、悪質な詐欺やフィッシングへの対策強化を狙った動きです。
背景には「世界最高齢のカメ死亡」を悪用した詐欺が
今回の対策検討の背景には、世界最高齢とされる193歳のカメ「ジョナサン」の死を装った詐欺事案があります。獣医になりすましたアカウントがジョナサンの訃報を偽って拡散し、関連するミームコイン(JONATHAN)の購入を促すリンクを投稿しました。このコインの価格は一時6,000%以上急騰したとされています。
こうした乗っ取りアカウントやなりすましアカウントによる突然の暗号資産投稿を検知し、早い段階で拡散を止めることが今回の措置の目的です。ビアー氏は、この仕組みによって詐欺による利益の大部分を削げるとの見解を示しました。
運用の具体化と利便性の両立が今後の焦点
ビアー氏は、フィッシング対策の不十分さにも触れつつ、X独自の防御策を検討する考えを示しています。今後は、どのような投稿を暗号資産関連と判定するのか、また一般ユーザーが初めて暗号資産について触れる際の利便性をどう確保するのかが焦点となります。

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