WEB3業界動向

LINE NEXT、ステーブルコインウォレット「Unifi」を正式ローンチ ― LINEエコシステムでWeb3金融展開へ

センチメンタルな岩狸

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サムネ


LINE NEXTがステーブルコインウォレット「Unifi」を正式ローンチ

LINEのWeb3事業を担うLINE NEXTは3月9日、ステーブルコイン向けウォレットサービス「Unifi」をグローバルで正式ローンチしたと発表しました。メッセンジャーアプリLINEのエコシステム上で、ステーブルコインの保管や送金、決済などを可能にする金融基盤の提供を目指す取り組みです。

発表によりますと、Unifiはステーブルコインに特化したノンカストディアル型ウォレットで、ユーザー自身が秘密鍵を管理する仕組みを採用しています。これにより、中央管理型のウォレットとは異なり、ユーザーが資産管理の主体となる構造となっています。ウォレットはLINEアカウントを利用して作成できるほか、GoogleやAppleなどのログイン機能にも対応しており、従来の暗号資産ウォレットよりも簡便な利用体験を提供するとしています。


USDT対応と最大年率8%リワードを提供し、LINEのWeb3サービスとも連携

サービス開始時点では、米ドル連動型ステーブルコインであるTether(USDT)に対応しており、預け入れや送金、決済などの機能を利用できます。また、ローンチを記念したキャンペーンとして、期間限定で最大年率8%のリワードプログラムも提供される予定です。

さらに、UnifiはLINEのWeb3関連サービスとも連携します。LINE NEXTが展開するミニアプリ型Web3サービスの「Dapp Portal」や「Mini Dapp」と統合され、ウォレットを通じてWeb3ゲームやデジタルサービスでの決済などに利用できる仕組みが整備されるとしています。加えて、暗号資産決済企業Triple Aのソリューションを活用することで、銀行口座への出金などのオフランプ機能も提供する予定です。


日本市場ではJPYCとの連携で円建てステーブルコイン対応を視野

日本市場向けの展開として、日本円建てステーブルコインを発行するJPYCとの連携も進められています。両社は2月27日、LINE上で利用可能なWeb3ウォレットにおいてJPYCを採用する方針を発表しました。さらに同日開催された金融カンファレンス「Money X」のトークセッションでも関連する取り組みが紹介されており、今後「Unifi」を通じて日本円ステーブルコインの利用が可能になる見込みです。


LINEの巨大ユーザー基盤を背景にWeb3普及の可能性も

LINE NEXTは、メッセンジャーアプリを基盤としたWeb3サービスの拡張を進めており、今回のUnifiローンチはその金融インフラの整備にあたる取り組みと位置づけられます。LINEは数億人規模のユーザー基盤を持つとされており、同社がステーブルコインを組み込んだウォレットサービスを展開することで、暗号資産やWeb3の利用が一般ユーザー層に広がる可能性も指摘されています。今後、対応するステーブルコインの拡充やWeb3アプリとの連携拡大が進むかが注目されます。


Dapp Portal・Mini Dappについて

Unifiと連携する「Dapp Portal」および「Mini Dapp」は、LINE NEXTが展開するWeb3サービス基盤です。LINEアプリ内から利用できるミニアプリ形式のWeb3アプリケーションを提供する仕組みで、ゲームやデジタルコンテンツ、各種サービスなどをLINE上で手軽に利用できることを特徴としています。

Dapp Portalは、こうしたWeb3アプリをまとめて提供するポータル機能として位置づけられており、Mini Dappは個別のWeb3ミニアプリを指します。LINE NEXTはこれらのサービスを通じて、LINEユーザーがアプリを離れることなくWeb3サービスを利用できる環境の構築を進めています。

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