
AptosでConfidential APTがメインネット有効化
レイヤー1ブロックチェーンのAptosで4月25日、ガバナンス提案#188「AIP-143: Enable APT for Confidentiality」が実行され、Confidential APTがメインネットで有効化されました。GovScanによると、同提案のステータスは「Executed」となっており、賛成票は3億266万4,096APT、反対票は125APTでした。
残高と送金額を暗号化、アドレスは可視
AIP-143は、AptosのFungible Assetモデルに機密性機能を加え、APTの残高や送金額をオンチェーン上で暗号化できるようにする提案です。送金者と受取人のアドレスはチェーン上に表示される一方、金額と残高は公開閲覧者から見えない設計です。バリデータはゼロ知識証明などを使い、残高不足やトークンの不正生成がないことを検証します。
初期対象はAPTのみ、監査者は未設定
AIP-143本文によると、初期段階で機密性機能の対象となるのはAPTのみです。他の資産は初期段階では対象外です。また、ローンチ時点で既定の監査者は設定されておらず、必要な場合は将来のオンチェーンガバナンスで指定する設計です。利用者は、信頼する相手に残高や取引内容を選択的に開示できます。通常のAPT送金より追加の暗号処理が必要になるため、ガスコストが高くなる点も利用時の確認点です。

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