WEB3業界動向

Visa Direct、BVNKと提携しステーブルコイン決済を試験導入

センチメンタルな岩狸

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サムネ


Visa Directでステーブルコイン決済の試験導入を開始

米決済大手のVisaは、即時送金ネットワーク「Visa Direct」において、ステーブルコインを活用した決済の試験導入を開始すると発表しました。暗号資産決済インフラを提供する英国のフィンテック企業BVNKと提携し、同社のステーブルコイン処理基盤をVisa Directのパイロットプログラムに組み込みます。


即時性が求められる国際送金や報酬支払いでの活用を想定

今回の取り組みでは、企業やプラットフォームがVisa Directを通じて、受取人のウォレットにステーブルコインを直接送金できる仕組みを検証します。国際送金のほか、*ギグワーカーやクリエイターへの報酬支払いなど、即時性や24時間365日の稼働が求められる用途での活用を想定しています。従来の銀行送金と比べ、決済に要する時間の短縮やコスト削減につながる可能性があります。

*ギグワーカー:特定の企業に雇用されず、インターネット上のプラットフォームを通じて単発・短時間の業務を請け負う働き方をする人


BVNKの決済基盤を通じたブロックチェーン技術の統合

BVNKは、法定通貨とステーブルコインをつなぐ決済インフラを提供しており、コンプライアンス対応や資金管理機能を含むエンドツーエンドの処理を担います。Visaは同社の技術を活用することで、既存のグローバル決済ネットワークにブロックチェーン技術を用いた決済手段を段階的に統合していく方針です。


大規模送金網への組み込みと日本展開の可能性

VisaはこれまでもUSDCなどのステーブルコインを用いた実証実験を進めてきましたが、今回の提携は、Visa Directという大規模なリアルタイム送金網に組み込む点で注目されます。

なお、このステーブルコイン決済について、現時点でVisaやBVNKから日本での対応に関する公式な言及はなく、日本国内で直ちに利用できる状況にはないとみられます。一方で、日本ではステーブルコインを巡る法整備やUSDCの取り扱い開始など、関連する環境整備が進みつつあります。今後、試験結果や規制動向次第では、日本市場での展開が検討される可能性もあります。


BVNKは、暗号資産およびステーブルコインを活用した決済インフラを提供する英国ロンドン拠点のフィンテック企業です。企業向けに法定通貨とステーブルコインの交換、保管、送金を一体で提供しており、クロスボーダー決済やWeb3関連事業者の資金管理を主な事業領域としています。規制対応やコンプライアンスを重視した設計を特徴としており、欧米を中心に金融機関や決済事業者との提携を拡大しています。今回のVisaとの提携により、BVNKはグローバル規模の決済ネットワークと接続する形で、ステーブルコイン決済の実用化に向けた役割を担うことになります。

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