
WIZE、Jupiterを活用したSOL運用検証を開始
ソラナ・トレジャリー事業などを手掛ける株式会社WIZEは4月30日、Jupiterの「Native Stake Lend」機能を活用し、保有するSOLの運用利回り向上を目指す検証を開始すると発表しました。
WIZEは旧モブキャストホールディングスで、東証グロース上場企業です。今回の取り組みは、戦略的パートナーであるDawn LabsがJupiter Native Stake Lendの対応バリデータに選出されたことを受けたものです。
ステーキング中のSOLを担保にSOLを借り入れ
WIZEによると、Jupiter Native Stake Lendでは、保有するSOLをバリデータに預け入れてステーキング報酬を得たうえで、そのSOLを担保にJupiterでSOLを借り入れられます。さらに、借り入れたSOLをバリデータに預け入れることで、保有量を上回るSOLの運用が可能になるとされています。
従来のステーキングでは、報酬は基本的に保有するSOLから得る形でした。今回の検証では、ステーキングと借り入れを組み合わせ、トレジャリーとして保有するSOLの運用効率を高められるかを確認します。
WIZEバリデータはソラナ財団プログラムに採択
WIZEバリデータは、同社がDawn Labsとの協業により運用するソラナバリデータです。発表では、ソラナ財団公認の「Solana Foundation Delegation Program(SFDP)」に正式採択され、ソラナ財団からの委任も受けていると説明されています。
Jupiterは、Solana上でスワップやレンディング、パーペチュアル取引などを提供するDeFiプラットフォームです。WIZEは、JupiterをはじめとするSolanaエコシステムの主要プロジェクトとの協力関係を深め、ソラナ・トレジャリー事業の成長につなげる方針です。
利回り向上と運用条件を検証
今回の取り組みは、WIZEが保有SOLの利回り向上を目指す検証に踏み出した点が特徴です。一方で、借り入れを伴う運用では、SOL価格の変動や借入金利、担保管理、清算条件などによって、期待した利回りを得られない可能性もあります。
WIZEは、本件による連結業績への影響は軽微で、業績予想の変更はないとしています。今回の取り組みは、上場企業によるSolana保有やバリデータ運用に加え、DeFiを活用したトレジャリー運用の実務化を探る動きです。

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