
Xで金融サービス「X Money」を4月公開へ
2026年3月10日、Elon Muskは自身のXアカウントの投稿で、金融サービスアプリ「X Money」を2026年4月にアーリーパブリックアクセスとして公開する予定であることを明らかにしました。X Moneyは、SNSプラットフォームX (Twitter)内で利用できるデジタルウォレット型のサービスで、ユーザー同士の送金や支払いなどをX上で行えるようにすることを目指して開発が進められているとみられています。
P2P送金や給与振込など複数の金融機能を提供予定
報道によると、X MoneyではP2P(個人間)送金のほか、ダイレクトデポジット(給与振込)やクリエイターへのチップ機能などが提供される見込みです。さらに、銀行口座と連携した入出金や残高管理といった基本的な決済機能にも対応するとされており、SNSの中で日常的な送金や支払いを完結できる仕組みになるとみられています。加えて、バーチャルカードと実物カードの両方に対応したVisaデビットカードの提供も計画されていると報じられています。
年利最大6%の預金利回り提供の仕組みも
また、米国のフィンテック銀行であるクロスリバー銀行など、FDICに加盟するパートナー銀行を通じて最大年利約6%の預金利回りを提供する仕組みも検討されていると報じられています。預金には最大25万ドルまでのFDIC保険が適用されるとされており、個人間送金サービスとして広く利用されているVenmoやCash Appと競合する可能性があるとの見方も出ています。
一方で、暗号資産との統合については現時点で公式な発表はなく、初期リリースでは暗号資産機能は含まれない可能性が高いと報じられています。特にDogecoinの統合については以前から市場で期待する声もありましたが、今回の発表では具体的な言及はありませんでした。
「Everything App」構想の中核サービスに
X Moneyは、マスク氏が掲げてきた「Everything App(あらゆる機能を一つにまとめたアプリ)」構想の中核となるサービスの一つとされています。SNS、決済、金融サービスを一体化させる取り組みとして注目されており、まずは米国ユーザー向けに提供が始まり、その後段階的にサービスが拡大していく見込みです。

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