
セイビ堂とNEORT、デジタルサイネージとデジタルアートを組み合わせる提携を締結
デジタルサイネージやLEDビジョンを手掛けるセイビ堂は5月7日、デジタルアートプラットフォームを運営するNEORTと、デジタルサイネージおよびDOOH分野におけるアート領域の拡大を目的とした資本業務提携を締結したと発表しました。
NEORTは、デジタルアートプラットフォーム「NEORT」の運営や、デジタルアートの企画・制作を手掛けています。セイビ堂は、看板制作を基盤に、デジタルサイネージやLEDビジョンの提供、リテールメディア事業などを展開しており、今回の提携では両社の強みを掛け合わせます。
アートコンテンツとサイネージ技術を統合
今回の提携では、セイビ堂のサイネージシステムとNEORTのアートコンテンツを組み合わせ、視認性と訴求力の高いデジタルサイネージ・DOOHメディアの構築を進めます。商業施設や公共空間での表示を想定し、広告としての訴求力を持たせながら、デジタルアートを日常の空間で体験できる設計を目指します。
また、両社は筐体一体型のデジタルアート作品の制作と国内独占販売にも取り組みます。デジタル表示だけでなく、ハードウェアを含めたフィジカル作品として展開することで、オフィスや住宅空間などにも設置できるデジタルアートの活用範囲を広げます。
資本提携ではNEORTのJ-KISS型新株予約権を引き受け
資本提携では、セイビ堂がNEORTのJ-KISS型新株予約権を引き受けました。調達した資金は、提携に基づく事業開発や、デジタルアートとフィジカルアートを組み合わせた市場開拓に充てる予定です。
J-KISSは、スタートアップの資金調達で使われる仕組みの一つです。今回の資本提携は、制作・配信の連携だけでなく、事業開発の面でも両社が関係を深める内容になっています。
サイネージをアート体験の場へ
セイビ堂が持つサイネージ・製造技術と、NEORTが持つデジタルアートの企画力を組み合わせることで、両社は商業施設や公共空間における「空間としての体験価値」と「メディアとしての広告価値」を同時に高める、新しいデジタルサイネージの形を目指します。
NEORTは2026年4月にも、LIVE BOARDと連携し、全国のデジタルサイネージで広告放映のすき間にデジタルアートを流す「すき間の美術館」を公開しました。今回の提携は、こうした取り組みを背景に、サイネージを広告配信に加えてアート体験の場として広げる流れに位置づけられます。
公式発表:セイビ堂 PR TIMES

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