
XRPやDOGEなど5銘柄を現物サービスへ追加
暗号資産交換業を手がける楽天ウォレットは2026年4月7日、現物の暗号資産取引サービスに、XRP(エックス・アール・ピー)、DOGE(ドージコイン)、XLM(ステラルーメン)、SHIB(シバイヌ)、TON(トンコイン)の5銘柄を追加すると発表しました。
同社は当初、4月15日の取扱開始を予定していましたが、システムの最終調整を理由に延期しました。その後、Android版アプリでは4月30日、iOS版アプリでは5月7日に提供を開始し、すべてのスマートフォン環境で5銘柄を取引できるようになりました。
楽天ウォレットは、決済・送金分野での利用が期待されるXRPを含め、国内外の需要や利用者からの要望を踏まえて銘柄を選定したと説明しています。5銘柄の追加により、同社の現物サービスで取引できる暗号資産の選択肢が広がりました。
楽天ポイントから取得し、楽天キャッシュへ交換
追加された5銘柄は、日本円による売買に加え、楽天グループのサービスで獲得した楽天ポイントとの交換に対応します。利用者は保有するポイントをXRPやDOGEなどへ交換でき、少額から暗号資産に触れる経路として利用できます。
保有した暗号資産は、楽天ウォレットからオンライン電子マネーの楽天キャッシュへチャージし、楽天市場などのサービスや楽天ペイアプリを通じた街の店舗での支払いに充てることも可能です。
この際、XRPなどを加盟店へ直接送付する暗号資産決済が行われるわけではありません。利用者が指定したチャージ額に相当する暗号資産を楽天ウォレット内で売却し、売却代金にあたる日本円を楽天キャッシュへ移す仕組みです。そのため、チャージ時の売却によって利益が発生した場合は、課税対象となる可能性があります。
楽天経済圏の中で取得から利用まで接続
楽天ウォレットの構成では、楽天ポイントから暗号資産を取得し、価格変動を経た資産を楽天キャッシュへ移したうえで、楽天グループのサービスや楽天ペイ加盟店で利用できます。店舗側が各暗号資産へ個別に対応する必要はなく、利用者は既存の決済網を通じて保有資産の価値を買い物へ充てられます。
新規銘柄の追加に合わせ、楽天ウォレットはXRP購入者を対象とするキャンペーンも実施しました。当初は4月15日から5月15日までを予定していましたが、取扱開始の延期に伴い、期間は4月30日から5月29日までに変更されました。購入額に応じたXRPの付与に加え、10万円以上を購入した利用者から抽選で5人へ10万円相当を進呈する内容でした。
取扱銘柄の拡大そのものは暗号資産交換業者で一般的に見られる施策ですが、楽天ウォレットはポイント交換と電子マネーへのチャージを組み合わせています。投資や保有で完結しやすい暗号資産を、楽天グループ内のポイント獲得や日常決済へ接続している点が、同社のサービス設計を理解するうえで重要です。
公式発表:Rakuten Wallet

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