
Web3関連事業や投資先支援を手がけるabcが、Kainosの提供開始を公表
Web3関連事業や投資先支援を手がけるabc株式会社は2026年4月24日、Solana上のDeFiプラットフォーム「Kainos(カイノス)」が提供開始されたと発表しました。無期限先物取引を中心に、流動性提供のEarn機能やゲーム要素を備えたプロダクトとして展開します。
発表によると、KainosはSolana上で独自のオンチェーン中央指値注文板(CLOB)を採用し、USDC建てで取引する設計です。対応ウォレットはPhantomやSolflareなどのSolana対応ウォレットで、独自オーダーブックではGYAN BLUE(NYAN)とWowbit(WWB)に最大2倍レバレッジ、外部流動性連携ではSOL、BTC、ETH、BONK、WIF、JUP、ORCA、RAY、JTO、PYTHの10銘柄に最大50倍レバレッジで対応するとしています。
提供開始時点は正式版ではなく、取引上限付きの「Phase1(β版)」
今回の提供開始で確認できる重要な点は、Kainosが正式版ではなく、まずはβ版として始まることです。abcによると、4月24日時点では安全性確保のため、取引上限を設けた「Phase1(β版)」として公開されます。今後は検証結果を踏まえて取引上限を段階的に引き上げ、正式版への移行や対応トークンの拡充を進める方針です。
また、Kainosは無期限先物だけの単機能サービスではありません。流動性提供によって取引手数料の一部を得るEarn機能に加え、価格予測ミニゲーム「Tap Trading」や1対1の予測バトル「1v1 Battle」も統合しています。発表の主眼は新サービス開始ですが、取引、流動性供給、ユーザー参加機能を1つの画面にまとめた構成が特徴です。
abcは運営主体ではなく、ドバイ法人を支援する立場
一方で、abc自身がKainosの運営主体ではない点は押さえておく必要があります。公式発表では、事業主体はアラブ首長国連邦ドバイ所在の法人で、abcはその法人との匿名組合契約に基づき、技術開発、ビジネスデベロップメント、マーケティング支援を担う立場と説明しています。
abcはあわせて、このプロダクトは同社が日本国内で暗号資産交換業を営むものではなく、資金決済法上の暗号資産交換業には該当しないとしています。記事時点で確度高く言えるのは、abcがKainosの開始を支援先プロダクトとして公表したこと、そしてサービスは4月24日にβ版として始まったことです。今後の焦点は、取引上限の引き上げや正式版移行がどの時点で具体化するかにあります。
なお、無期限先物や流動性提供には、価格変動、清算、流動性、スマートコントラクトなどに関するリスクがあります。利用条件やリスクは、公式情報を確認したうえで判断する必要があります。

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