
Solana上でKainosのβ版を提供
Web3関連事業や投資先支援を手がけるabc株式会社は、Solana上のDeFiプラットフォーム「Kainos(カイノス)」の提供開始を案内しました。4月23日付の開示資料および4月24日のプレスリリースで公表されたもので、サービスはまず取引上限を設けた「Phase1(β版)」として始まります。
Kainosは、無期限先物取引を中心に、流動性提供のEarn機能やゲーム要素を組み合わせたDeFiプラットフォームです。Solana上に独自のオンチェーン中央指値注文板(CLOB)を実装し、USDC建てで取引する設計となっています。対応ウォレットにはPhantomやSolflareなどのSolana対応ウォレットが挙げられており、ノンカストディ型のサービスとして展開されます。
無期限先物とEarnを同じ画面に統合
取引機能では、独自オーダーブック対応銘柄としてGYAN BLUE(NYAN)とWowbit(WWB)を扱い、最大2倍のレバレッジに対応します。外部流動性連携では、SOL、BTC、ETH、BONK、WIF、JUP、ORCA、RAY、JTO、PYTHの10銘柄を対象に、最大50倍レバレッジの取引を案内しています。
Kainosは無期限先物だけを提供する単機能サービスではなく、流動性提供によって取引手数料の一部を得られるEarn機能も備えています。さらに、価格予測ミニゲーム「Tap Trading」や、ユーザー同士が1対1で予測を競う「1v1 Battle」も統合しており、取引、流動性供給、ユーザー参加型機能を1つの画面にまとめた点が特徴です。
abcは運営主体ではなく支援する立場
今回の記事で特に押さえておきたいのは、abc自身がKainosの運営主体ではない点です。公式発表では、事業主体はアラブ首長国連邦ドバイ所在の法人であり、abcは同法人との匿名組合契約に基づいて、技術開発、ビジネスデベロップメント、マーケティングなどを支援する立場と説明されています。
abcはあわせて、このプロダクトは同社が日本国内で暗号資産交換業を営むものではなく、資金決済法上の暗号資産交換業には該当しないとも説明しています。無期限先物や流動性提供を扱うサービスである以上、価格変動、清算、流動性、スマートコントラクトに関するリスクは避けられないため、利用時には公式情報で条件を確認する必要があります。
Phase1では安全性確保のため取引上限が設定されており、今後は検証結果を踏まえて取引上限の段階的な引き上げ、正式版にあたるPhase3への移行、対応トークンの拡充を進める方針です。まずはβ版として、Solana上で無期限先物、Earn、ゲーミフィケーションを組み合わせた設計がどのように利用されるかが見られます。
公式発表:abc PR TIMES

コメント