WEB3業界動向

SBIとStartale、株式からRWAまで扱う金融特化レイヤー1「Strium」を共同開発

センチメンタルな岩狸

センチメンタルな岩狸

0
0
サムネ


次世代オンチェーン資本市場を見据えた共同プロジェクトの始動

SBIホールディングス株式会社とStartale Groupは2月5日、暗号資産やトークン化株式、リアルワールドアセット(RWA)連動型金融商品など、あらゆる金融資産のオンチェーン取引に特化したレイヤー1ブロックチェーン「Strium(ストリウム)」を共同開発すると発表しました。両社は、金融資産のトークン化が進展する次世代のトークンエコノミーを見据え、オンチェーン資本市場の中核インフラの構築を目指します。


暗号資産にとどまらない多様な金融資産を扱う取引基盤

Striumは、トークン化株式やRWA連動型金融商品を対象に、24時間365日稼働する現物およびデリバティブ市場を提供する専用プラットフォームです。暗号資産を主な対象とする既存のクリプトネイティブなブロックチェーンとは異なり、株式やその他証券、コモディティー、指数など、より広範な金融資産を取引対象とする点が特徴です。これにより、取引時間の制約や高い手数料、複雑な清算プロセスといった既存金融が抱える課題を解消し、迅速な価格形成や高い流動性、グローバルでシームレスな市場アクセスの実現を図ります。


トークン化金融資産市場の拡大を背景にした設計思想

近年、米国を中心にオンチェーン取引やリアルタイム決済、RWAのトークン化、デジタル株主権利への関心が高まっており、トークン化金融資産の市場規模は推計で約1,890兆ドルに達するとの予測もあります。Striumはオンチェーンネイティブな設計により、従来の金融機関の営業時間に縛られない取引環境を提供し、スケーラブルな流動性供給や、将来的にAIエージェントが取引主体となることも視野に入れた市場設計を採用しています。


機関投資家利用を前提とした概念実証フェーズの進展

本プロジェクトは、2025年8月に両社が合意した戦略的パートナーシップに基づく主要なマイルストーンです。現在は、機関投資家向けオンチェーン資本市場インフラとしての実効性を検証する概念実証(PoC)フェーズにあり、独自チェーンアーキテクチャの検証や決済の即時性、高負荷環境下での耐障害性、既存金融インフラや他のブロックチェーンとの相互運用性について検証が進められています。


アジアのオンチェーン金融市場を支える基盤構築への展望

SBIホールディングスが国内外に有する8,000万人超の顧客基盤と金融分野で培った知見を活かし、Striumは機関投資家の需要やプロフェッショナルな取引活動をオンチェーンに結び付ける役割を担います。今後はテストネットの公開を通じて実証を進め、アジアにおけるオンチェーン金融市場の基盤となる取引所レイヤーの確立を目指すとしています。


SBIホールディングス株式会社は、証券、銀行、保険、資産運用、暗号資産など幅広い金融サービスを展開する日本有数の総合金融グループです。インターネットを基盤とした金融生態系の構築と、戦略的投資を通じたグローバル展開を強みとしています。

一方、Startale Groupは、「世界をオンチェーン化することで次の文明を創る」をミッションに掲げるグローバルフィンテック企業です。トークン化資産やブロックチェーン基盤の開発を通じ、次世代の金融・社会インフラの構築に取り組んでいます。

Web3ブロックチェーンSBIホールディングスStartaleStriumStriumNetworkレイヤー1オンチェーン分散型インフラオンチェーン金融RWAトークン化株式
センチメンタルな岩狸

センチメンタルな岩狸

このニュースをシェア

コメント

0件のコメント
コメントがありません。