
Web3×生成AIで酪農DXを推進
株式会社農情人は2月17日、Web3と生成AIを組み合わせた酪農分野向けDXの取り組みについて発表しました。同社が運営する農業コミュニティ「Metagri研究所」において、分散型のコミュニティ運営手法と生成AI活用を掛け合わせ、酪農現場で継続できる仕組みとしてのデジタル化を推進する試みだとしています。
酪農業界の課題と継続型モデルの構築
公式発表によると、日本の酪農業界では乳用牛飼養戸数の減少や飼料価格の高騰、人手不足などが課題となっており、従来型のデジタル化施策は単発で終わるケースも少なくないと言います。今回の取り組みでは、単に生成AIツールを導入するのではなく、DAO的な考え方を取り入れたコミュニティ主体の運営モデルを応用します。生産者が学び合い、実践内容を共有しながら、現場で使い続けられるDX環境をつくることを目指すものです。
サミット登壇とWeb3コミュニティ運営の実装
「Metagri研究所」では、Web3技術を活用したコミュニティ運営を行っています。参加証明や活動履歴の可視化につながるNFTの活用、独自トークンによるトークンエコノミー「FarmFi」などを通じて、農業分野での新しい参加・支援の仕組みを試みています。
FarmFiは、学習や情報共有、プロジェクト参加などの活動に応じて価値が循環する設計を志向したモデルです。農情人は、こうしたWeb3のインセンティブ設計と生成AI活用を組み合わせることで、酪農分野におけるDXを継続的な学習と実践につなげる考えです。
今回の発表は、酪農DXを単発の導入で終わらせず、現場で学び合いながら使い続ける運営モデルとして示したものです。

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