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【現場レポート】Japan Blockchain Week 2025に参加した主要企業を取材

鬼の猫ちゃん

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RX Japanが主催する「NexTech Week Tokyo 2025」が、10月8日から10日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されている。「NexTech Week Tokyo」は、年に2回(春=東京ビッグサイト、秋=幕張メッセ)開催される、日本の最新テクノロジートレンドを一堂に集めた業界向け展示会である。今年の会場では、量子コンピューティング(Quantum)、人工知能(AI)、ブロックチェーンおよびWeb3関連のブースが多数出展。DX人材育成をテーマにした展示も各所で見られた。


■ Web3関連ブースにJBA、JPYC、SBINFTが登場

Web3エリアでは、日本ブロックチェーン協会(Japan Blockchain Association、以下JBA)やJPYC、SBINFTなどの紹介が行われた。JBAは2014年9月に設立された業界団体で、日本がWeb3を国家戦略として推進できるよう支援する役割を担っている。税制改正などに関しても毎年積極的に提言を行い、税務・会計・NFT・海外プロジェクト・セキュリティなど、多様な分科会を設置して業界の意見を政策に反映している。 会員企業には、ブロックチェーン関連のKAIA(カイア)をはじめ、Simplex、GMOインターネットグループ、デロイト トーマツ、double jump.tokyoなど、IT・金融・コンサル・ゲームと幅広い業種が名を連ねている。

■ 日本初の「資金移動業ライセンス」を取得したJPYC

日本円ステーブルコイン発行企業であるJPYCもブースを出展した。 同社は今年、日本で初めて「資金移動業ライセンス」を取得したことで大きな注目を集めた。 近くライセンス取得後の初回発行が行われる見通しであり、その活用先に業界の関心が集まっている。 海外からの注目度も高く、JPYCは今後、追加ライセンスの取得や安定的なユースケースの確立を通じて、より強固なエコシステム構築に注力していく方針だ。


■ SBINFT、「SBINFT Mits(ミッツ)」で地域活性化にも貢献

SBINFTは、既存のNFTマーケットプレイス運営に加え、NFTプロジェクト統合支援およびファンマーケティングプラットフォーム「SBINFT Mits(ミッツ)」を紹介した。 同サービスはNFT発行・管理のサポートに加え、コミュニティ運営やマーケティング施策支援など、プロジェクトの成長を多角的に支援することを目的としている。最近では、広島県神石高原町が実施した「NFT観光周遊施策」において、GPS連動型のNFTスタンプラリー機能を提供し、地域経済の活性化に寄与したことでも話題となった。


■ 来場者の声:「じっくり見学でき、具体的な商談も可能だった」

会場を訪れた来場者の一人は次のように語った。 「企業関係者向けの展示会なので混雑が少なく、各ブースをゆっくり見て回ることができました。現場で担当者と直接話ができたので、具体的なビジネスディスカッションも進められました。大学と連携した人材育成関連のブースもあり、業界就職を目指す人にも非常に有益だと思います。」

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