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LINE「メッセージ編集」提供開始 送信後15分以内に修正、秋以降はLYPプレミアム特典へ

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サムネ
画像:IT media

LINEのメッセージを送信後15分以内に編集可能

コミュニケーションアプリ「LINE」を提供するLINEヤフーは8月13日、送信済みのメッセージを書き換えられる「メッセージ編集」機能の提供を順次開始した。1対1やグループトークでは、自分が送ったメッセージを送信後15分以内に修正でき、変更後には「編集済み」と表示されるため、送り直す手間を減らしながら編集の有無を相手側でも確認できる仕組みだ。

「Keepメモ」では送信後6日間まで編集できる。機能はまず新機能を試験提供する「LINEラボ」で展開され、期間中はLYPプレミアム会員以外も利用可能だ。2026年秋以降は同サービスの特典として正式提供される予定となっている。


15分という制限に込めた編集機能の設計

利用するにはLINEの設定から「LINEラボ」を開いて機能を有効にし、自分が送ったメッセージを長押しして「編集」を選択する。送信側にはLINEバージョン26.12.0が必要で、変更後の内容を相手側へ反映するには受信側も26.5.0以上を利用する必要がある。機能は8月中に全ユーザーへ順次展開される予定だ。

LINEには以前から送信済みメッセージを修正したいという要望が寄せられていた。一方、過去の発言を後から自由に変更できる仕組みは、会話の受け取られ方そのものを変える可能性がある。LINEヤフーはこうした点を踏まえ、編集できる時間を15分に限定するとともに「編集済み」の表示を残す設計を採用した。修正の利便性を高めながら、過去の発言を際限なく書き換えられないようにする考えがうかがえる。


個別ニーズをLYPプレミアムへ取り込む戦略

メッセージ編集が注目される理由は、単なる新機能の追加にとどまらない。LINEヤフーは、利用者全体に広く求められる機能を標準機能として提供する一方、一部のユーザーから強く求められる機能をLYPプレミアムで提供する方針を示しており、メッセージ編集もその考え方に沿ったものだ。

同社はメッセージ編集に加え、相手の友だちリストから自分を非表示にする「プレミアムブロック」、指定日時に送信する「メッセージ予約」、通話の録音・録画や文字起こしに対応する「通話レコーディング(仮称)」もLYPプレミアム向けに用意する。トークや通話といった日常的に利用する領域へ有料特典を広げることで、ポイント還元などの経済的メリットに加え、LINEそのものの使い勝手を会員価値として打ち出す狙いが見えてくる。


1億人規模のLINE、次の焦点は「機能課金」

LYPプレミアムの会員数は約2549万人で、そのうちソフトバンクやワイモバイルなどの特典経由を除く直接会員は666万人とされる。LINEヤフーは直接会員を早期に1000万人以上へ増やす目標を掲げており、すでに最大100GBのトーク履歴を保存できる「プレミアムバックアップ」や、相手に通知せずメッセージを取り消せる機能など、LINEの利用体験に直結する特典を増やしている。

無料で利用できる基本機能を維持しながら、編集や予約送信のように利用頻度や必要性がユーザーごとに分かれる機能を有料特典へ切り分ける動きは、LINEの収益構造を考えるうえでも重要だ。メッセージ編集が日常的に使われる機能として定着すれば、LYPプレミアムは「お得な会員サービス」から、LINEをより便利に使うためのサブスクリプションという性格をさらに強めることになる。


公式発表:LINEヤフー

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