
顔認証ライブネス技術を人間認証基盤に活用
社会課題解決型ゲームを展開するDEAは2026年5月27日、韓国の公共分野向けITソリューション企業RAUM SOFT(ラウムソフト)と、人間認証基盤の技術連携に関する業務提携覚書(MOU)を締結したと発表しました。調印は同日、韓国政府・KOTRAが主催したビジネスマッチングイベント「AI Frontier Korea in Japan」で行われました。
DEAの認証基盤にラウムソフトの技術を組み込むか検証
今回の提携では、DEAが構築を進める人間認証インフラの認証レイヤーの一つとして、ラウムソフトが保有する顔認証ライブネス技術を統合できるかを共同で検証します。
顔認証ライブネス技術は、肌の質感や光の反射、顔の奥行きなどを分析し、写真、映像、マスクなどを使った偽造認証の試みを判別する技術です。DEAは、スマートフォンアプリ「PicTrée(ピクトレ)」をはじめとする社会課題解決型ゲーミフィケーション事業を展開しており、人間による行動データの信頼性を支える認証基盤の構築を進めています。
一方、ラウムソフトは韓国の公共分野を中心にITソリューション事業を展開し、電子文書、電子契約、セキュリティ、認証関連ソリューションなどを提供しています。近年は日本市場を含むグローバル展開にも取り組んでいます。
AI普及で高まる「人間であること」の認証需要
背景には、AI技術の普及に伴い、デジタル空間で「認証を試みている主体が実際の人間かどうか」を判別する技術の重要性が高まっていることがあります。広告不正やボットによるデータ汚染に加え、写真や映像を使った偽造認証への対応も課題となっています。
DEAは今回のMOUを通じて、認証手段の多層化や認証精度・信頼性の向上を目指します。また、ラウムソフトが持つ韓国公共調達市場での実績やネットワークを活用し、DEAのゲーミフィケーションソリューションの韓国市場展開の可能性も探る考えです。
今回のMOUは、現時点では顔認証ライブネス技術をDEAの人間認証基盤に統合できるかを検証する段階です。今後は、共同検証を通じて認証レイヤーへの実装範囲や活用方法が具体化されるかが焦点になります。
公式発表:DEA

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