
Hana BankがDunamu株取得を決議
韓国の主要金融グループであるHana Financial Group傘下のHana Bankは、暗号資産取引所Upbitを運営するDunamu株式の6.55%を取得する方針です。Hana Financial Groupは5月15日、Hana Bankを通じて、Dunamuに対する1兆ウォン規模の持分投資を行い、戦略的パートナーシップを強化すると発表しました。
発表によると、Hana Bankの取締役会は、Kakao Investmentが保有するDunamu株228万4,000株を、約1兆33億ウォンで取得することを決議しました。今回の取得は現金で行われる見通しです。取得予定日は2026年6月15日です。
取得後はDunamuの第4位株主に
今回の取得により、Hana BankはDunamu株式の6.55%を保有し、Dunamuの第4位株主になる見通しです。一方、Kakao InvestmentのDunamu持分は、売却後に10.58%から4.03%へ低下すると報じられています。
Dunamuは韓国最大級の暗号資産取引所Upbitを運営する企業です。Hana Financial Groupは、Upbitについて、韓国国内のデジタル資産取引所で市場シェア1位のサービスと説明しています。Dunamuは取引所事業に加え、ブロックチェーン基盤やデジタル資産関連サービスも展開しています。
Giwa Chainやステーブルコイン分野で協力
Hana Financial Groupは、今回の株式取得について、デジタル資産を基盤とした金融革新を加速するための戦略的判断と説明しています。Hana Bankにとっては、韓国最大級の暗号資産取引所を運営するDunamuに資本参加することで、デジタル資産やブロックチェーンを活用した金融サービスでの連携を深める動きとなります。
両社は、持分投資とあわせて、金融とデジタル資産を連携させる未来革新モデル構築に向けた戦略的業務協約も締結しました。Dunamuの独自ブロックチェーン「Giwa Chain(기와체인)」をデジタル金融インフラとして活用するほか、ウォン建てステーブルコインの発行、流通、利用、資金循環につながる基盤整備でも協力する方針です。
Hana Bankによる資本参加により、DunamuはUpbitの取引所事業に加え、銀行グループとのブロックチェーン金融サービス開発でも連携を深めることになります。

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