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Meta、AIグラス「Meta Glasses」を日本投入 5万円台から26スタイルを展開

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サムネ


5月の日本参入から約3カ月、自社ブランド製品を追加

MetaとEssilorLuxotticaは2026年8月26日、AIグラス「Meta Glasses」の日本販売を開始した。価格は5万600円(税込)からで、Meta.comやMetaの認定小売店で取り扱う。ソフトバンクもオンラインショップと一部店舗で同日から販売し、対象店舗では購入前の試着や一部機能の体験に対応する。

Metaは5月21日に「Ray-Ban Meta(Gen 2)」と「Oakley Meta」を日本へ投入しており、約3カ月でAIグラスのラインアップを広げた。Ray-Ban Metaが7万3700円から、Oakley Metaが7万7220円からなのに対し、Meta Glassesは5万円台から購入できる。6月に米国や英国などで先行発売されたMeta初の自社ブランドAIグラスでもあり、Ray-BanやOakleyとの協業モデルに加え、価格を抑えた製品を投入することで、日本でも選択できる価格帯を広げた形だ。


26スタイルと度付き対応、眼鏡としての使いやすさも重視

Meta Glassesは、フレーム、カラー、レンズの組み合わせによって全26スタイルを展開する。フレームは、スクエア型でスタンダードとラージの2サイズを用意する「Meta Adventurer」、太めのシルエットを採用した「Meta Fury」、Kylie Jennerとのコラボレーションによるスリムなオーバル型の「Meta Glasses by Kylie」の3種類。Classic BlackやClassic Tortoise、Racing Greenなどのカラーに、サングラス、Transitions調光、偏光、クリアレンズを組み合わせられる。

総度数-12~+2.25の範囲で度付きレンズにも対応し、購入後に眼鏡店へ交換を依頼できるほか、ノーズパッドは3方向、テンプルチップも調整できる。Meta Adventurerではフレームサイズも選択でき、AI端末としての機能に加えて、視力や顔の形、用途に合わせて日常的に使う眼鏡として選べる設計となっている。

AIグラスは顔に長時間装着するため、性能や価格と同じように、外観やフィット感、度付き対応が利用のしやすさを左右する。26種類というバリエーションも、単純なデザイン展開というより、AIグラスを一般的な眼鏡やサングラスに近い感覚で選べるようにする取り組みとして位置付けられる。


Meta AIとカメラを日常的に身に着けるデバイスへ

機能面ではMeta AIを搭載し、フレームのアクションボタンからAIを呼び出せるほか、ボタンに任意の機能を割り当てられる。オープンイヤースピーカーとマルチマイクアレイを通じて、周囲の音を聞きながら通話や音楽、ポッドキャストなどを利用でき、内蔵カメラでは写真や動画をハンズフリーで撮影できる。バッテリーは8時間以上駆動し、付属の充電ケースから最大40時間分を追加できる。

スマートフォンを取り出さずにAIやカメラへアクセスできることは眼鏡型デバイスの利便性につながるが、カメラが常に顔の位置にあることで、撮影される側への配慮も必要になる。Meta Glassesでは撮影時にフレーム前面の「キャプチャLED」が白く点滅し、利用者が無効化できない仕様とした。Metaは既存のAIグラスでもLEDへの妨害を検知するとカメラを無効化する仕組みを導入しており、撮影機能を日常空間で使うことを前提に、周囲から撮影状態を確認できる設計を強めている。

こうした対応は、AIグラスが一部の利用者向けのガジェットから日常的な端末へ広がる過程で重要性を増す。AIやカメラを自然に利用できることと、その存在を周囲が認識できることをどこまで両立できるかは、機能面とは別の普及条件となる。


数百万台規模へ成長したAIグラス、日本で普及の裾野を広げられるか

MetaとEssilorLuxotticaが展開するAIグラスは、Ray-Ban Metaを中心に世界で数百万台が販売されている。Metaは、スマートフォンの画面を介さず、音声やカメラを通じてAIへアクセスできるウェアラブル端末としてAIグラス事業を拡大してきた。日本でも5月のRay-Ban MetaとOakley Metaに続いてMeta Glassesを投入したことで、ブランドや価格、デザインから製品を選べる環境が整いつつある。

今回加わった5万円台のモデルは、従来より購入時の価格差を縮めるとともに、度付きレンズやフィッティング調整を通じて普段使いの眼鏡としての利用も意識している。ソフトバンクが一部店舗で試着機会を用意する点も、スペックだけでは分かりにくい装着感を確かめる機会として、眼鏡型デバイスの販売では意味を持つ。

日本ではMetaのAIグラス展開が始まってまだ間もない。今後はMeta AIの機能拡張に加え、度付き眼鏡として日常的に使われるか、カメラやマイクを備えたデバイスが公共空間でどのように受け入れられるかが普及を考えるうえで重要になる。製品の選択肢が増えたことで、AIグラスがガジェットとしての関心を越え、日常の眼鏡として定着するかが次の焦点となる。


公式発表:Meta

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