
焚き火を囲んでゲームを楽しむ試遊ブース
東京ゲームショウ2026のネクソンブースでは、『マビノギモバイル』の試遊席が大きな焚き火を囲むように配置されていた。複数の来場者が円を描いて座る光景は、一般的な試遊台とは異なり、キャンプに集まって同じ時間を過ごしているようにも見える。

このレイアウトは見た目の演出にとどまらない。焚き火は『マビノギ』でプレイヤー同士が集まり、休憩や会話を楽しむコミュニティの象徴だ。作品が大切にしてきた人とのつながりを、ゲームを始める前から感じられるブースとなっていた。

羅針盤が案内する物語、移動の負担を抑えて冒険に集中
本作は、2005年から日本でサービスが続くオンラインRPG『マビノギ』の世界を、新たな物語とモバイル向けの操作で再構築した「ほのぼのオンラインRPG」だ。実際に試遊すると、会話や物語の展開が丁寧に用意されており、短時間でもストーリーの比重が大きく感じられた。


クエストを進める際は、画面上の羅針盤から目的地まで自動で移動できるため、広いフィールドで道に迷いにくい。移動の負担を抑えながら物語に集中できる仕組みで、初めてエリンを訪れるプレイヤーでも遊びやすい印象を受けた。
高火力のスキルで味わう爽快な戦闘
戦闘ではデュアルブレイド、魔法使い、ダンサーからキャラクターを選び、ラビダンジョンでサキュバスとの対決に挑める。攻撃スキルは火力が高く、敵を次々と倒していく感覚には分かりやすい爽快感があった。

TGS版では戦闘のほか、衣装の染色や転生といったシリーズを象徴する要素も体験できる。ティルコネイルやダンバートンの探索にも対応しており、街の音楽は昼夜によって異なるアレンジへ変化する。

焚き火の先に広がる新たなエリン
ブースには物語で重要な女神像や、冒険の始まりとなる村「ティルコネイル」の風景も再現され、キャラクターに扮したコスプレイヤーも登場した。焚き火を囲む試遊席からゲーム内の物語へ進む構成によって、展示とゲームの双方からエリンの空気を味わえる。

『マビノギモバイル』は、2026年10月7日にiOS、Android、PC向けに基本プレイ無料で配信される。仲間と集うシリーズらしさを残しながら、羅針盤による自動移動と爽快な戦闘を取り入れた新たなエリンは、長年のファンにも初めて訪れる人にも入りやすい冒険の入口となりそうだ。

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