
5日間限定のシティトライアル、参加ポイントで報酬
任天堂は2026年9月3日、Nintendo Switch 2用ソフト『カービィのエアライダー』のゲーム内イベント「激辛! コックカワサキ軍団」を、9月10日12時から15日12時まで開催すると発表した。発表に合わせ、amiibo「コックカワサキ&ホップスター」も同日発売した。価格はオープンで、Nintendo Storeなどが取り扱う。
「激辛! コックカワサキ軍団」は、制限時間内にアイテムを集めてマシンを強化し、最後のバトルに挑む「シティトライアル」を使ったチーム戦イベントだ。ランダムでマッチングしたコックカワサキの仲間と協力し、相手チームのコックカワサキ軍団と対戦する。
参加によってポイントを集めると、ライセンス素材や通り名、シールなどを獲得できる。報酬には、amiibo「コックカワサキ&ホップスター」で得られるメインメニューアイコンを題材にしたライセンスシールも含まれる。

同じライダーだからこそマシン選びが勝敗を左右
コックカワサキは、オタマを操って敵を捉える料理人のライダーで、食べ物を取った際に通常より多く回復できる。キャラクター固有のスペシャル技には「激辛クッキング」が用意されており、イベント名にも料理人という設定とゲーム内能力が反映されている。
シティトライアルでは、フィールドを移動しながら能力を高めるアイテムやマシンを集め、育成結果を持ち込んで最後の競技に挑む。全員がコックカワサキを使用するイベントではライダーによる性能差が抑えられるため、どのマシンを確保し、限られた時間でどう強化するかが、通常の対戦以上に結果へ表れやすいとみられる。
発表後は、コックカワサキが画面を埋め尽くす告知画像も話題となった。電ファミニコゲーマーは、キャラクターのamiibo化を喜ぶ声とともに、同じキャラクターが大量に並ぶ対戦を面白がる反応がSNSで見られたと伝えている。

amiiboは可動ノズルと乗せ替え機能を採用
「コックカワサキ&ホップスター」は、ライダーのコックカワサキとエアライドマシンのホップスターを組み合わせたamiiboだ。ホップスターは、ゲーム内でクイックスピンを入力すると回転せずにジャンプする性質を持つ。この動きに合わせ、amiiboもジャンプ時に下を向くノズル部分を動かせる構造となっている。
『カービィのエアライダー』シリーズのamiiboは、ライダーとマシンを取り外し、別の商品との組み合わせに乗せ替えられる。変更した組み合わせはゲームにも反映されるため、フィギュア本体の構造が、ライダーとマシンを自由に組み合わせる本編の仕組みと結び付いている。
読み込んだamiiboは「フィギュアプレイヤー(FP)」としてゲームに登場し、プレイヤーと走りながら走行傾向を学習してレベルアップする。育成したFPは1人用モードやローカル通信の対戦相手に設定できるほか、amiiboのタッチによってメニュー画面の人形やデコパーツ、ゲーム内通貨の「マイル」なども受け取れる。

amiiboとゲーム内イベントを並行して展開
『カービィのエアライダー』は、2003年発売の『カービィのエアライド』以来、約22年ぶりの最新作として2025年11月20日に発売された。最大6人で競う「エアライド」、最大8人対応の「ウエライド」、最大16人でマシンを育成して戦う「シティトライアル」などを収録しており、任天堂は発売後1年間にわたってゲーム内イベントを定期開催する方針を示している。
2026年3月には、amiibo「メタナイト&デビルスター」の発売日に合わせ、強化されたデビルスターやメタナイトが登場する「デビルスターで逆襲」を実施した。特定のライダーとマシンを強化した同イベントに対し、「激辛! コックカワサキ軍団」は参加者全員のライダーを統一するルールを採用している。内容に変化をつけながら、amiiboの商品テーマをゲーム内の遊びへ取り込む流れは共通している。
amiiboはソフトと同時発売された「カービィ&ワープスター」「バンダナワドルディ&ウィングスター」を皮切りに、「メタナイト&デビルスター」「デデデ大王&タンクスター」とラインアップを広げてきた。「コックカワサキ&ホップスター」は5番目の商品で、「ソードカービィ&ドラグーン」と「ノワールデデデ&ハイドラ」の発売も予定されている。短期イベントでゲームへ戻る機会をつくり、同じ題材のamiiboを並行して展開する取り組みは、買い切り型タイトルが発売後もプレイヤーとの接点を保つうえで有効な手法の一つだ。11月の発売1周年を前に、未発売の2商品と残るゲーム内イベントをどのように展開するかが次の注目点となる。
公式発表:Nintendo

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