
クレカ入力なしで「きせかえNFT」を購入可能に
デジタルプロダクトを手がけるDecooは7月10日、暗号資産ウォレットアプリ「Saify」のきせかえNFT販売サイト「Saify Store」で、日本円ステーブルコイン「JPYC」による決済を開始したと発表しました。利用者はSaifyアプリからストアにアクセスし、ウォレット内に保有するJPYCを使って、画面デザインを変更するきせかえNFTを購入できます。
Saify Storeはこれまで、クレジットカードなどを使った法定通貨決済に対応していましたが、JPYCの追加により、カード情報を入力せず、アプリ内の資産から数回の操作で決済を完了できるようになりました。利用できるのはPolygonチェーン上でJPYC株式会社が発行するJPYCで、購入時には利用者側のガス代が発生しない仕組みも採用されています。
100円の商品で暗号資産決済の負担を抑える
暗号資産による商品購入では、決済に使うトークンの価格変動に加え、ネットワーク手数料を支払うための暗号資産を別に用意する必要があり、特に数百円の商品では購入額に対して準備の負担が大きくなりやすいという課題があります。操作の複雑さも重なると、日常的な買い物として利用するにはハードルが高くなります。
Saify Storeは、日本円に連動するJPYCとガスレス方式を組み合わせ、100円の商品を100JPYCで購入できる導線を整えました。支払額を把握しやすくしたうえで、手数料用の暗号資産を準備する工程も省くことにより、ウォレット内の資産をデジタルコンテンツの購入へつなげています。
新作NFTを同時発売しJPYC決済の利用場面を拡大
JPYC決済の開始に合わせ、新作きせかえNFT「メロウキャット」の販売も始まりました。価格は100円または100JPYCで、通常デザイン5種とシークレット2種を合わせた全7種を展開しており、Saify Storeでは「#消しかす。」「ヨッシースタンプ」「うるせぇトリ」のきせかえNFTも引き続き販売されています。
100円の新作を同時に投入したことで、利用者は少額の商品からJPYC決済を試せるようになりました。一方、決済に利用できるのはPolygon版JPYCに限られるため、別のチェーンで保有しているJPYCはそのまま使用できません。
Decooは今後もきせかえデザインを追加するとともに、Saify Storeで作品を販売するクリエイターやIPホルダーを募集する方針です。購入手順を簡略化したうえで商品数を増やし、継続的に利用される売り場へ発展させられるかが今後の焦点となります。
公式発表:Decoo PR TIMES

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