
ガイアックスがJPYC決済の導入を支援
Web3・DAO領域の事業開発やブロックチェーン関連サービスを手掛けるガイアックスは2026年5月11日、事業者向けに「ステーブルコイン決済導入支援サービス」の提供を開始したと発表しました。オンライン決済に日本円ステーブルコイン「JPYC」を組み込む事業者に向け、要件整理から設計、実装、運用までをワンストップで支援します。
同サービスは、事業者ごとのユースケースに合わせてカスタマイズ納品する形式です。対応通貨はJPYCを中心とし、対応チェーンはJPYCの発行対応チェーンに準拠します。発表時点ではEthereum、Polygon、Avalancheを基本とし、今後JPYCが対応するチェーンにも順次追随する方針です。
国内ではステーブルコインの発行・流通に関する制度整備が進み、ECやマーケットプレイスでの活用を検討する事業者も出てきています。一方で、実際に導入するにはウォレット接続、トランザクション設計、スマートコントラクト、会計処理、ガス代管理など、既存のオンライン決済とは異なる設計が必要になります。
ECとフリマの実装経験をもとに提供
ガイアックスは、自社で開発した「StableCoin EC」と「StableCoinフリマ」の実装経験をサービスの土台にしています。StableCoin ECはJPYC決済とレベニューシェアEC、StableCoinフリマはC2Cマーケットプレイスとスマートコントラクトエスクローを組み合わせたものです。
支援範囲には、ウォレット接続やトランザクション設計を含むUX設計、スマートコントラクトによる売上分配やエスクロー、法務・税務・会計処理との整合、チェーン運用やガス代管理が含まれます。ステーブルコイン決済を導入する事業者にとって、Web3固有の技術実装と既存のEC・決済運用をつなぐ部分が主な支援対象になります。
特にECやフリマでは、決済完了後の入金タイミング、売上の分配、仲介者や紹介者への報酬支払いなど、決済後の処理も運用負担になりやすい領域です。ガイアックスは、こうした処理をスマートコントラクトで設計することで、購入後の分配やエスクロー管理を自動化する仕組みを提案しています。
手数料圧縮や即時入金を訴求
ガイアックスは、ステーブルコイン決済の特徴として、決済手数料の圧縮、購入と同時の入金、スマートコントラクトによる売上分配の自動化を挙げています。アフィリエイト報酬、紹介料、複数制作者へのロイヤリティ、地方創生プロジェクトの関係者分配など、複数の受け取り手がいるサービスでの活用を想定しています。
料金は要件ヒアリング後の個別見積もりで、PoC向けの短期立ち上げから本格運用まで複数の初期構築プランを用意しています。ステーブルコイン決済を自社サービスに組み込む場合、単に決済手段を追加するだけでなく、分配ルール、会計処理、ユーザーサポートまで含めた運用設計が必要になります。
今回の支援サービスは、JPYC決済をECやフリマなどのオンラインサービスに組み込みたい事業者に向け、技術実装と運用設計をまとめて支援する内容です。決済処理、売上分配、エスクロー管理をどこまで自動化できるかが、導入時の検討ポイントになります。
公式発表:ガイアックス PR TIMES

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