
KRWQがSolanaへ展開
ブロックチェーン知識基盤やAI関連プロダクトを展開するIQは5月13日、韓国ウォン連動ステーブルコイン「KRWQ」をSolanaへ展開すると発表しました。KRWQは2025年10月にBase上でローンチされた韓国ウォン連動ステーブルコインで、LayerZeroのOFT規格を活用したマルチチェーン展開にも対応しています。一方で、発行・償還はKYC済みの適格機関に限定されており、韓国居住者向けには提供・販売されていない点には注意が必要です。
今回のSolana展開により、KRWQは高速なオンチェーン取引環境で、韓国ウォン建てのパーペチュアル取引、オンチェーンFX市場、韓国ウォンと米ドル建てステーブルコイン間のクロスマージン取引、機関投資家向け取引システムなどでの利用を想定しています。
EDX Markets上場に続くSolana展開
KRWQは2026年3月、EDX Marketsに上場し、EDXM Internationalでは韓国ウォン建てパーペチュアル先物が開始されました。。今回のSolana展開は、こうした取引基盤の拡大に続くものです。
IQの発表では、韓国ウォンは日次で約400億ドルのスポット取引量、約600億ドルのオフショアNDF(差金決済型先物為替取引)市場を持つ一方、暗号資産ネイティブな市場では韓国ウォン建ての流動性が限られていたと説明されています。KRWQは、こうした韓国ウォン市場をオンチェーン上の決済・取引基盤に接続する役割を目指します。
韓国ウォン建て市場をオンチェーンへ
KRWQのSolana展開は、米ドル建てステーブルコインが中心だったオンチェーン市場に、韓国ウォン建ての決済単位を加える動きです。Solana上でKRWQが使われることで、韓国ウォン建ての取引ペアやデリバティブ、オンチェーンFX市場での活用が広がる可能性があります。
ただし、KRWQは現時点で韓国国内の一般利用者向けに提供されているものではなく、グローバルDeFi市場や機関投資家向けの決済・取引レイヤーとして設計されています。今後は、Solana上でどの分散型取引所や取引基盤に流動性が供給されるか、韓国ウォン建てのオンチェーン取引が実際にどの程度利用されるかが、普及を測る材料になります。
公式発表:IQ公式ブログ

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