WEB3業界動向

イオレ「らくらくちょコイン」がUSDC貸出に対応 年率10%、最低60USDCから

サムネ


EthereumのERC-20で貸出受付を開始

求人広告プラットフォームや暗号資産事業を展開するイオレは2026年5月18日、暗号資産レンディングサービス「らくらくちょコイン」で、米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」の取り扱いを開始したと発表しました。対象ネットワークはEthereum(ERC-20)です。

開始時点の貸出条件は、最短貸出期間が30日間、貸借料率が年率10%、最低貸出数量が60USDCです。貸借料率や取り扱い条件は市場環境などに応じて変更される可能性があるため、申し込み時にはサービスサイトやマイページに掲載された条件を確認する必要があります。

USDCの追加により、「らくらくちょコイン」の取り扱い対象はBTC、ETH、XRP、USDCの4銘柄となりました。値動きの大きい暗号資産に加え、米ドルとの価値連動を目指すステーブルコインを保有しながら貸借料を受け取りたい個人や法人にも、選択肢を広げる動きです。


年率10%は30日間で10%を受け取る条件ではない

今回の条件で示された年率10%は、1年間貸し出した場合を基準とする利率であり、最短貸出期間の30日間で10%の貸借料を受け取れることを意味するものではありません。年率を365日基準で単純換算すると、30日分は約0.82%となります。

最低数量の60USDCを30日間貸し出した場合、税金や端数処理などを考慮しない概算の貸借料は約0.49USDCです。実際の受取数量は、サービス所定の計算方法や申し込み時点の条件によって決まるため、年率の数字だけで判断せず、貸出期間や受取予定数量も確認する必要があります。

「らくらくちょコイン」は、利用者が保有する暗号資産をイオレに貸し出し、期間に応じた貸借料を受け取るサービスです。暗号資産を中長期で保有する個人や法人を主な対象としており、2026年1月の正式提供開始後、ETHやXRPなどへ対象銘柄を広げてきました。


ステーブルコインでも貸出時のリスク確認は必要

USDCは1USDCが1米ドルに連動するよう設計されているため、BTCやETHと比べて価格変動を抑えやすい一方、レンディングに伴うリスクまでなくなるわけではありません。利用者は保有するUSDCをサービス運営者に貸し出すため、貸出先の信用状況や資産管理体制、返還条件、貸借料の支払い条件を事前に確認する必要があります。

送付時のネットワークにも注意が求められます。今回の取り扱いはEthereumのERC-20に対応しており、異なるネットワークを選択すると資産が正しく反映されない可能性があります。最低貸出数量や期間に加え、入出金に使用するネットワーク、返還時の手数料、途中返還の可否なども利用前に確認した方がよいでしょう。

イオレは、暗号資産の「取得」「運用」「活用」を循環させる「Neo Crypto Bank構想」を掲げており、USDCの追加をレンディングによる運用領域の強化と位置づけています。今後は決済やウォレットとの連携も段階的に進める方針ですが、利用者にとって継続的な運用手段となるかは、当初の年率に加え、条件の継続性や返還のしやすさ、資産管理に関する情報開示も含めて判断されることになります。


公式発表:イオレ PR TIMES

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