
KGイニシス、Solana上のステーブルコインをオンライン決済に使う検証へ
韓国で電子決済サービスを手掛けるKGイニシスは6月22日、Solana Foundationと連携し、Solanaメインネット上のデジタル資産を活用した決済モデルの構築を進めると発表しました。まずはステーブルコインをオンライン決済手段として活用することを検討し、実際の決済環境での適用可能性を確認する計画です。
今回の連携は、既存の決済代行インフラにブロックチェーンを使った決済・精算機能を組み込めるかを検証する取り組みとして注目されます。
定期決済・分離承認・加盟店リワードにもステーブルコイン活用を検討
KGイニシスは、ステーブルコインを一般的なオンライン決済に加え、毎月自動で請求される定期決済や、1件の決済を複数の事業者に分けて処理する分離承認にも応用する方針です。
また、加盟店利用に応じたリワードをトークンとして提供するモデルも検討します。個別加盟店ごとに分散している特典を統合的に管理し、KGイニシスの加盟店間で活用できるロイヤルティプログラムの構築を目指します。
海外ユーザーの韓国EC決済や海外企業への精算にも応用を想定
今回の検証が注目される理由は、ステーブルコインが韓国国内のオンライン決済に加え、海外決済や精算領域にも使える可能性があるためです。海外ユーザーが韓国のオンライン加盟店を利用する際、為替や国際決済手数料の負担を一部抑えられれば、韓国ECへのアクセス向上につながる可能性があります。
海外加盟店やパートナー企業への精算でも活用が想定されます。銀行を介した国際送金に比べて、処理時間やコストの負担を減らせるかどうかが、今後の検証の焦点になりそうです。
正式サービス化には韓国の法整備や返金・紛争処理への対応が焦点
韓国では、デジタル資産やステーブルコインをめぐる制度整備の議論が続いています。現時点では正式なサービス開始前の決済活用性の検証段階であるため、今後の法制化の方向性が事業化の速度に影響するとみられます。
ステーブルコインが実際の決済インフラとして使われるには、消費者保護、返金、紛争処理、精算の安定性といった課題にも対応する必要があります。KGイニシスの今回の実証は、韓国の決済市場でデジタル資産を商取引インフラに組み込む動きがどこまで広がるかを示す事例になる可能性があります。
公式発表:KGイニシス

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