
JBA web3基礎研修2026を9月に開講
一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は7月7日、「JBA web3基礎研修 2026」を開催すると発表しました。研修は9月2日から10月7日まで全5回で実施され、暗号資産やブロックチェーンの基礎から、NFT、DeFi、DAO、AIプログラミング体験までを扱います。募集人数は100名程度で、申込締切は8月21日です。
web3は暗号資産やNFTの取引領域にとどまらず、金融、ゲーム、地域通貨、証明書、会員証などの分野でも活用が広がっています。ただ、ウォレット、秘密鍵、オンチェーン、DAO、DeFiといった用語は、実際に触れた経験がないままでは理解しにくく、社内でweb3関連の検討を進める際にも認識の差が生まれやすい分野です。今回の研修は、web3領域に初めて関わる人や、基礎知識を社内でそろえたい企業に向けた入口として設計されています。
ウォレット操作からAIプログラミングまで体験
第1回から第4回はオンラインで開催され、マイニングやウォレット、NFT、DeFi、DAO、AIを使ったプログラミング体験などを段階的に学びます。最終回はハイブリッド形式で、これまでの学びを形にするワークショップを予定しています。
研修では、用語を覚える講義形式に偏らず、ウォレットやテストネットトークンを使ったハンズオンが組み込まれています。ブロックチェーン関連の業務では、スマートコントラクトやオンチェーン処理などの言葉が使われますが、実際の操作経験がないと仕組みをイメージしにくいため、操作を通じて技術の流れを確認できる構成は、初心者や非エンジニアにとっても業務とのつながりを理解しやすい内容です。
26社・106名参加の前年実績を踏まえ継続開催
JBAによると、2025年の同研修には26社・106名が参加しました。参加者からは、実際に手を動かしながら学べる構成が評価されたとされています。web3分野では、専門部署の担当者だけが知識を持つ状態だと、社内説明や外部パートナーとの連携で理解の差が出やすいため、前年に一定規模の参加があったことは、基礎から体験できる研修への関心を示しています。
対象には、新卒社員、他業界からの転職者、web3を網羅的に把握したいマネジメント層、最低限の技術知識を身につけたい非エンジニア、広報・経理など間接的にweb3知識が必要な担当者、学生・個人が挙げられています。暗号資産やブロックチェーン関連企業に加え、事業会社、自治体、教育機関の参加も想定されています。
組織内でweb3の共通理解を整える入口に
受講料は区分ごとに異なり、JBA会員のプラチナ・ゴールドは無料、シルバー・賛助は1万1000円、非会員は11万円、学生やアカデミック・自治体会員は5500円です。第5回はハイブリッド開催のため、会場の都合によりリアル会場への参加人数が制限される場合があります。
企業がweb3関連の新規事業や実証実験を検討する際、社内説明、顧客対応、広報、会計処理、外部企業との連携などでは、開発担当者以外にも基本用語やサービスの仕組みを理解する力が求められます。JBAの研修は、こうした組織内の理解差を埋めながら、web3を実務で扱うための基礎を整える機会になりそうです。
公式発表:JBA

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