翻訳データの個別導入を経ずに日本語でプレイ可能に
semiworkは10月29日、PC向け協力型ホラーゲーム『R.E.P.O.』の大型アップデートv0.5.0「The Sunstone Update」をSteamで配信した。日本語を含む21言語への対応とゲームパッド操作を導入し、新マップや敵、装備も追加した。同作で4回目となる大型更新で、日本語はインターフェースと字幕に対応し、音声は英語となる。
本作は、最大6人で怪物の潜む場所を探索し、物理演算で動く貴重品を回収するオンライン協力ホラーゲームだ。近接ボイスチャットで仲間と連携しながら、重いピアノや壊れやすい陶器などを運び出し、報酬で装備や能力を強化する。運搬時の操作に加え、道具の効果を理解して購入することも攻略に関わるため、日本語表示は探索前の準備を支える変更と位置付けられる。
ローカライズを巡っては、5月12日のv0.4.2で、TSVファイルを使って既存の翻訳を上書きする機能が追加されていた。今回はゲーム本体が日本語表示を提供するようになり、利用者が翻訳データを別途用意する手順を省ける。翻訳を個別に調整する機能から、標準の対応言語として利用できる環境へ進んだ点が、従来との具体的な違いとなる。
新たな探索空間を加え、回収目標を達成できない状況にも対処
新マップ「Sunstone Valley Resort」は炭鉱を思わせる構造で、公開トレーラーではトロッコや落石、不安定な足場が確認できる。新たな敵「Pony」も登場し、既存の「Headman Manor」「Swiftbroom Academy」「Museum of Human Art」「McJannek Station」には計18部屋を追加した。探索先の追加と既存ステージの拡張を組み合わせ、継続して遊ぶプレイヤーにも新しい空間を提供する。
装備には「Human Gun」「Human Adventure Cable」「Recharge Orb」の3種類が加わったほか、ショップには、店主に差し出したアイテムが値引きされる場合と壊される場合がある仕組みを導入した。一方、ステージ内の貴重品が回収目標の達成に必要な量を下回ると、小型の貴重品が追加出現するようになった。
貴重品を慎重に扱う緊張感が本作の核となる中、品物の不足を補う仕組みは、回収を続けても目標に届かなくなる状況への対処となる。さらに、物体を持つ際の安定性や武器の照準、ステージ読み込み時の停止も改善しており、今回の更新は探索内容を増やすとともに、プレイを進める上での支障を減らす調整も含んでいる。
Switch 2版の発表と重なり、正式版に向けた開発も進む
今回の配信に先立つ10月28日には、任天堂の番組「Indie World」でNintendo Switch 2版が発表され、2027年の発売予定が示された。2025年2月にSteamで早期アクセス配信を始めた本作が家庭用ゲーム機へ展開する時期に、PC版でも多言語表示とゲームパッド操作が整った。一連の動きからは、遊べる内容の拡充と並行して、言語や入力方法、対応機種の面でも利用者層を広げる準備が進んでいると読み取れる。
semiworkは6月5日の開発報告で、次回更新の中心を新ステージとし、正式版「1.0」のリリースにも近づいていると説明していた。v0.5.0はその予告を具体化した更新であり、今後はSteam上で掲げる成長要素や物語、装備、敵の拡充がどのように実装されるかが確認点となる。Switch 2版についても、PC版で積み重ねてきた内容や運搬操作をどのように提供するかが、購入を検討する読者にとって重要となる。
公式発表:semiwork

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