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JR九州、SBIと金融アプリを計画 暗号資産も段階的に追加へ

サムネ


2027年度中の開始目指し、まず銀行サービスを提供

JR九州がSBIホールディングスと提携し、銀行から証券、暗号資産まで扱う総合金融アプリを自社ブランドで提供する方針だと、日本経済新聞が9月24日に報じました。2027年度中のサービス開始を目指しており、まずはSBI新生銀行の銀行サービスを取り扱います。証券や暗号資産はその後に加える計画で、25日にも正式発表する見通しです。

報道によると、JR九州はSBIが開発するアプリ基盤を使い、SBI新生銀行の銀行代理業を担います。アプリは交通系ICカード「SUGOCA」やグループ共通ポイント「JRキューポ」と連携し、預金残高に応じたポイント付与や住宅ローンの金利優遇を設けるとされています。鉄道や駅ビルの利用者に、普段使うサービスと結び付いた金融機能を届ける狙いです。


JRキューポの投資活用も検討

JRキューポは、列車のネット予約や駅ビルでの買い物などで貯まり、特典きっぷへの交換やSUGOCAへのチャージに使えます。報道では、鉄道利用などで貯めたポイントを株式や投資信託の購入に充てる機能も検討されており、実現すれば日常の移動から資産形成への新たな経路になります。

JR九州は2026年4月、鉄道、買い物、決済、ホテルなどの利用状況に応じて特典を設ける会員ランク制度を始めました。同社が3月に公表した時点で、対象となるJR九州Web会員は約460万人です。金融アプリは、こうした会員・ポイント基盤に預金や投資を加える計画といえます。ただし、ポイントによる株式・投資信託の購入と暗号資産取引は別の機能で、それぞれの提供時期や条件は今後具体化されます。


鉄道系の銀行サービスから取扱商品を拡大

鉄道会社の金融サービスでは、JR東日本が楽天銀行と組んで2024年に「JRE BANK」を開始しました。JR西日本も2026年5月にりそなグループとの資本業務提携を発表し、銀行サービス「WESTERミライバンク(仮称)」の2027年度中の開始を目指しています。銀行と鉄道サービスを結ぶ動きが広がる中、JR九州は証券や暗号資産もアプリの対象に据えています。

SBIグループには暗号資産交換業を手がけるSBI VCトレードがありますが、報道された計画では銀行サービスの提供が先です。暗号資産取引をどの事業者が担い、アプリ上でいつ利用できるようにするのかは、正式発表後の焦点になります。


参照元: 日本経済新聞

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