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セレ コーポレーション、生成AI作品を通じた住宅ブランド発信へ 実在アパートを題材に公募

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サムネ


「My Style vintage」の建物写真を作品化

アパートの企画や設計、施工を手がけるセレ コーポレーションは7月20日、「My Style vintage 生成AIコンテスト 2026」を、2026年7月22日から開催すると発表した。同社が展開するアパートブランド「My Style vintage」の実在する建物写真とロゴを提供し、生成AIを活用して制作した画像や動画をInstagram上で募集する。

応募期間は8月10日までで、画像部門と動画部門を設ける。グランプリには8万円分、優秀賞2人には各3万円分のデジタルギフトを贈るほか、審査員賞、学生賞、観客賞も用意しており、賞品総額は20万円分となる。受賞作品は8月29日に公式Instagramとコンテスト特設ページで発表する予定だ。


住宅の機能から暮らしの情景へ視点を広げる

「My Style vintage」は、赤煉瓦調の外観を採用したセレ コーポレーションのアパートブランドで、若年層のライフスタイルや価値観を意識した住空間を展開している。住宅の情報発信では、間取りや設備、立地、賃料といった比較しやすい条件が中心になりやすい一方、時間帯によって変化する光や植栽、周辺の空気感、そこで営まれる暮らしの様子は、数値や仕様だけでは伝えにくい。

そこで同社は、建物写真に空や天候、季節、光と影、人物の気配を加え、参加者がそれぞれの視点から住環境を表現する形式を採用した。企業が完成済みの広告ビジュアルを一方向に発信する場合と比べ、同じ建物から複数の情景や物語が生まれるため、住宅の機能を伝える従来の広告から、そこで送られる暮らしを想起させる表現へとブランドの見せ方を広げられる。

さらに、生成AIを一般参加型の企画へ組み込むことで、建物の認知を高めながら、住宅そのものへ関心を持つきっかけを作る狙いも読み取れる。参加者が制作した作品がInstagram上に蓄積されれば、企業が制作した広告とは異なる視点が加わり、ユーザーの創作を通じてブランドの世界観に触れる接点が増える可能性がある。


実在物件を扱うため改変範囲を明確化

一方、実在する住宅を生成AIで加工する場合、視覚的な魅力を優先するほど実物との差が広がり、建物に対する誤解を招く可能性があるため、コンテストでは創作の自由度を確保しつつ、元の建物を別物に変えないための制作ルールを設けた。

具体的には、建物の形状や構造を大きく変更する表現、敷地や設備を実際と異なる状態へ改変する行為、赤煉瓦調の外壁が判別できなくなる色変更を禁止しているほか、第三者の著作権や商標権、肖像権を侵害する素材も使用できない。

ただし、光や影、空、雲、天候、季節、時間帯、植栽、人物などの演出は認められており、建物の基本的な外観を維持しながら、参加者の発想を反映できる設計となっている。審査でも「世界観との調和」を35%と最も高く設定しているため、生成技術の派手さより、元の建物とブランドへの理解をどこまで作品へ落とし込めるかが重視される。


Instagram上の反応も企画の評価軸に

応募者は、特設サイトから指定された建物写真とロゴをダウンロードし、制作した画像または動画をInstagramのフィードかリールへ投稿する。応募には公式アカウント「@mystyle_design」のフォローに加え、指定ハッシュタグ「#MyStyle生成AIコンテスト」と公式アカウントのタグ付けが必要となる。

審査は、世界観との調和を35%、独創性・表現力を30%、完成度を20%、共感を15%の割合で評価する。観客賞については、8月16日午後11時59分時点の「いいね」数で決定するため、作品の完成度に加えて、Instagram上でどのような共感や反応を集めるかも結果へ反映される。

生成AIを住宅プロモーションへ取り入れる際には、自由な表現を認めながら、実在する物件への信頼を損なわない仕組みを整える必要がある。セレ コーポレーションは、提供素材と改変可能な範囲をあらかじめ定めたうえで参加者の創作を促し、企業によるブランド発信とユーザー生成コンテンツを組み合わせた。今後公開される応募作品やInstagram上の反応は、実在する住宅ブランドを生成AIで表現する手法が、消費者の関心や共感をどこまで広げられるかを示す機会となりそうだ。


公式発表:セレ コーポレーション PR TIMES

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