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USJ『薬屋のひとりごと』再コラボ 謎解き体験から劇場版の水上都市へ

サムネ


劇場版公開後の2027年2月に開幕

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は2026年10月1日、アニメ『薬屋のひとりごと』との2回目のコラボレーションを、2027年2月10日から6月30日まで開催すると発表した。「ユニバーサル・クールジャパン 2027」の第2弾として、2026年12月11日に公開予定の『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』と連動した新プログラムを展開する。

新企画は、2025年に開催した「ミステリー・ウォーク」から内容を一新し、劇場版と連動する水上都市を舞台に据える。USJによると、作品世界から飛び出してきたかのような猫猫(マオマオ)や壬氏(ジンシ)らが来場者の目の前に登場するという。前回に続く登場人物との出会いを、新たな舞台と組み合わせる企画となる。

発表翌日の10月2日にはテレビアニメ第3期の分割2クール放送が始まり、その後にシリーズ初の劇場版公開が控える。パークイベントは映画公開から約2カ月後に開幕するため、放送や映画で作品に触れたファンが、翌年に現地で楽しむ機会へつながる日程だ。今回の再コラボは、シリーズの新展開とパークでの体験を結び付ける動きとして位置付けられる。


前回は調査から登場人物との対面までを一体化

初コラボの『薬屋のひとりごと ミステリー・ウォーク ~謎の薬を調査せよ~』は、2025年7月1日から2026年1月4日まで開催された。参加者は薬師として調査書を受け取り、猫猫のメッセージやヒントを頼りにパーク内の手がかりを探した。事件の真相を解き明かすと、猫猫と壬氏が登場するグリーティングに参加でき、調査の成果が二人との対面につながる構成だった。

毒と薬に詳しい猫猫が宮中の事件に挑む本作では、知識を生かした推理と、壬氏らとの人間関係が物語を支えている。前回の企画は、その推理を来場者自身の調査行動へ置き換えたうえで、登場人物の会話を間近で楽しむ場面へと導いていた。謎を追う過程と人物の魅力を、一つの体験として結び付けていたといえる。

この経緯を踏まえると、今回の変化はキャラクターとの対面に加え、劇場版と連動する舞台を採用する点にある。前回がパーク内を巡る調査を軸にしていたのに対し、新企画は水上都市を舞台として掲げている。そこで猫猫らとの出会いがどのような出来事につながるかが、前回を体験したファンにも関心を持つ理由になる。


映画の世界をパーク独自の物語へ広げる手法

USJはこれまでも、劇場版と関連する物語をパーク向けに展開してきた。2026年の『名探偵コナン・ザ・エスケープ ~ハイウェイへの序幕~』では、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の前日譚となる完全オリジナルストーリーを採用し、参加者が登場人物と連携しながら施設内で謎を解く構成とした。映画につながる事件を自ら体験することで、鑑賞とは異なる形で作品に関われる企画だった。

2025年の『ドラえもん 4-D アート・アドベンチャー』では、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』をイメージしたオリジナル作品に、アトラクション独自のひみつ道具を取り入れた。こちらは3D映像と振動、水しぶきなどを組み合わせ、映画の世界観を身体で感じる体験として展開された。

両事例に共通するのは、映画の設定とのつながりを保ちながら、体験形式に合わせた物語や演出を加えている点だ。謎解きでは参加者の行動、4Dでは映像と特殊効果が作品世界への入口となっており、映画とパークそれぞれの楽しみ方を結び付けている。『薬屋のひとりごと』の劇場版連動企画も、映像作品の世界を現地での体験へ広げる取り組みの一つと捉えられる。


アニメ、映画からパークへ広がる作品展開

2015年に始まった「ユニバーサル・クールジャパン」は、日本発の作品をアトラクションやショー、飲食、グッズなどへ展開してきた。『薬屋のひとりごと』も、2025年の初コラボに続き、シリーズ初の劇場版に合わせて新たなプログラムが登場する。

テレビアニメ第3期の放送、劇場版公開を経て開催される今回のイベントは、映像で楽しんだ作品の世界に現地で触れる機会となる。USJは2027年2月の開幕に向けて、猫猫や壬氏らが登場する新プログラムの詳細を順次発表する予定だ。


公式発表:ユー・エス・ジェイ PR TIMES

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